日本国内の神社仏閣って、立地的にエネルギーが強かったり、循環力が優れていたりする場所に設置されているので、神社仏閣自体がパワースポットである場合が多いですよね。
まあ、もともとは神様の御神託を國の統治に活用していた巫女(卑弥呼)が日本各地にいて、祭事=政治だったわけですからね、、、祭事をおこなう場は重要であったからこその立地だと思うのですよ。
日本は、スピリチュアル国家であったというわけですね!
このあたりのお話を掘り下げてしまうと、本日のテーマに辿り着けなくなっちゃうので、こと辺で切り上げまして、、、
今回は、「寒川神社」の中でも特に強力なパワースポットである場所についてご紹介したいと思います。
あと、「寒川神社って分社はあるの?」という質問があったので、そちらにも触れたいと思います。
「寒川神社」最大パワースポットの場所は結界内
ここら辺は、もう張り切って書きたいところですが、、、
申し訳ございません!!!
実は、わたくし、今回はこちらに直接行っておりません(大汗)
言い訳させていただきますと、参拝した日は夏真っ盛りで、午前中に入ってもなかなかの汗だく状態でして。。。
同行した母(寒川神社への参拝を望んだ人)も、途中でダウンしちゃいまして。
ついでに、チョロチョロと書かせていただいていますが、この後温泉地へ行く予定だったこともあり、あとあと考えてみれば一番の見どころをすっ飛ばしてしまっていたと・・・(涙)
内なる声に従ったばかりに、自分のミッションをすっかり忘れておりました。。。
というわけで、こちらの話題については涼しくなってから再度お参りさせていただいてから触れる予定だったのですが、
これから参拝予定の友人から、、、
靈視してでも書け!
という、とんでもない無茶ぶりをされまして。
一旦、仮記事として書かせていただくことになりました。
靈視オンリーでブログってどうなの(さすがに、やらんけど)・・・ブログ始めるとか教えなきゃ良かった・・・(苦笑)
「寒川神社」御本殿奥に秘密の場所(もと禁足地)
「寒川神社」最大パワースポットの場所は御本殿の奥にありまして、別名「裏参拝所」とも呼ばれています。
こちらには、寒川神社でご祈祷・厄除けをされた方とその同行された方々しか足を踏み入れることが許されない庭園になっていて、その庭園の料金は要するにご祈祷代ということになります。
こちらの庭園の正式名称は、「神嶽山神苑(かんたけやましんえん)」
「神苑」とは、神社の境内にある庭園を意味しますが、もともとは緑豊かな神域「神嶽山(かんたけやま)」という杜が広がっていて、古来より禁足地として足を踏み入れることができませんでした。
木々を挟んだ参道沿いの馬場(手水舎の後ろから馬場に抜けられます)をまっすぐ本殿の方に歩いていくと、外から神苑の門(出口)に突き当たります。
門の外からでも、神苑の気(エネルギー)が感じられ、とても心地良いです。
「寒川神社」神嶽山神苑(かんたけやましんえん)
古来からの神域であり禁足地であった神嶽山の杜は、寒川大明神との御神縁を深めていただくために、御本殿の奥庭を2009年に整備した後開苑されました。
神嶽山神苑は、日本の伝統建築技術を結集した平成の文化財とも言えるそうです。
❖ 入苑者:寒川神社御本殿にてご祈祷を受けられた(と同行された)方
❖ 入苑期間:3月上旬~12 月13 日まで(冬季閉苑)
※毎週月曜日は休苑(祝祭日は開苑)
❖ 9時~16 時
毎週月曜日のご祈祷・厄除けは、祝日以外できれば避けた方がいいみたいですね。
「寒川神社」神嶽山神苑に結界が張られている!?
こちらの神嶽山神苑ですが、上述にある案内図をご覧ください。
四隅に、なにやら動物のような絵が描かれていますよね?
こちら、風水では有名な「四神」と称されていまして、東は青龍、南は朱雀、西は白虎、北は玄武という天の四方の方角を守る神(聖)獣です。
それぞれ東西南北の地に固有の条件を満たすとその四方内は、悪霊を追い払いさまざまな福徳を授けてくれる場が形成されると伝えられています。
つまり、広義的には人によって結界内と解釈される状態になるようです。
「神嶽山神苑」は、寒川神社の結界内パワースポットとも言えるのです。
「寒川神社」神嶽山神苑 外門
大明神が鎮座ます厳格なる世界へいざなう、日本が誇る伝統建築技術が集約された、古来からの神域の気が満ちる神苑入口にふさわしい門。
四神に守護される結界内への入口になるため、一歩こちらの外門をくぐると「空気が違う」と感じられる方が多いようです。
「寒川神社」神嶽山神苑 手水舎
別名「裏参拝所」の神苑にある手水舎の鉢は、旧三の鳥居の基礎石から掘られたそうです。南北に組み込まれた割石から、御本殿が真南ではなく、西南(南西)の方角を向いていることが伺えます。
さすが、鳥居の基礎石も八角!?
ちなみに、「西南(南西)」は、現在の皇居から見て裏鬼門の方角ですよね。
俗世と神域の境門である鳥居の土台らしく、重厚かつ神秘的なたたずまいを醸し出しています。
「寒川神社」神嶽山神苑 難波の小池
古来より御本殿の真裏に位置し、寒川神社の起源に深く関わりをもつ神聖な泉として伝えられてきたそうです。
一月二日の追儺(ついな)祭においては、この池の水を竹筒に汲んで神前に供えた後、境内にまき一切の邪気を祓うために使用しています。
ちなみに、追儺(ついな)祭とは、日本各地の神事の一つで、「鬼やらい」とも呼ばれ、その年の災難を除くためにおこなわれます。厄除けのいわばメイン・イベント的神事でもあります。
「寒川神社」神嶽山神苑 裏参拝所
神嶽山を通じて、大明神を裏から拝する場所です。
もの凄い、重厚なエネルギー。。。生半可な気持ちでは参拝できない雰囲気です。
表が光なら、裏は闇・・・光が当たらない領域に手を合わせて拝するという奥深さありますね。
「寒川神社」神嶽山神苑 内門
こちらの内門をくぐりますと、池泉回遊式庭園(ちせんかいゆうしきていえん)へと続きます。古くから「真・行・草」という世界観があります。そこにならえば、内門は厳粛な「真」の世界から俗世である「草」の世界へと切り替わる結界を意味しているそうです。
ここで、この神苑は二重の結界が施されていることがわかります。
一つ目は、四神(風水)守護下の外門からの結界、
二つ目は、「真・行・草」という意図(世界観)を用いた結界。
一つ目だけでもエネルギー(氣)を変えているので、効果があるのですが、二つ目の発想が凄い!です。これが、寒川神社のすごさの所以だと思います。
※ 池泉回遊式とは、広い池泉を中心として、その周りにお休み処や中島を設け、舟遊び・納涼・散策など、庭園を様々な方法で楽しむために造られた技法です。
桃山末期から江戸初期にかけて発展したそうですが、もともとは源氏物語の絵巻などでも見れるとおり平安時代からありましたよね。。。
現存の代表的な庭園は、桂離宮・修学院離宮・六義園・後楽園(岡山)などが有名です。
「寒川神社」神嶽山神苑 八氣の泉
手水鉢と同様、旧三の鳥居の基礎石を配し、そこから古来からの湧き水が出ています。
鳥居の左右の基礎石を手水鉢と湧き水とに配することで、陰陽を司っているのでしょうか。。。割石の方角も関係していそうですね。
この八氣の泉からは、龍の気(エネルギー)が溢れていて、まるで泉から湧き出ているように錯覚してしまうほどです。もちろん、この泉が龍の気(エネルギー)を高めているので、湧き出るという表現も間違いではないかもしれません。
「寒川神社」パワースポットの根幹を成しています。
「寒川神社」神嶽山神苑 茶室「直心庵」
梅見門(門の造形を称する名前)と腰掛待合を配した本格的な茶室。
利用は、毎月一日のみ可能とのことです。
※ ご利用については、寒川神社へ直接お問い合わせされた方が良いかもしれません。
「寒川神社」神嶽山神苑 茶屋「和楽亭」
神嶽山神苑は、神と人とが相集い、四季の移ろいの中で和を楽しむところだそうです。「神と人とが相集い」・・・あらゆる自然に神々が宿るという発想が日本独特の文化の粋ですよね。
こちらでは、池泉回遊式庭園らしく、庭園の全景を眺めながら、香り高いお抹茶と季節に応じたお菓子が楽しめるそうです。
何でも、和楽亭では生 落雁が供されるとのことで、、、「寒川神社の落雁はどこで買えるの?」という質問が聞かれます。
調べてみたところ、毎月一日と二十日の「月次祭」では、お土産でこちらの落雁がいただけるそうですが、、、確かではないので、今度参拝して確かめてみたいと思います!
ちなみに、寒川神社の落雁は、金沢で有名な「諸江屋」さん(嘉永2年(1849年)創業の和菓子屋)から取り寄せられているようです。
ゆきんこ、実は落雁苦手なのですが、「諸江屋」さんの落雁は餡子を挟んでいるらしく、とても美味しそうです。。。お取り寄せしてみようかな。
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和楽亭ご利用時間:9時30 分~15 時30 分
拝服料:500 円より
「寒川神社」神嶽山神苑 石舞台
日本三大花崗岩(かこうがん)で有名な、四国産の庵治石が敷き詰められた舞台。
こちらでは、神楽の舞や雅楽の演奏がおこなわれ、その様子は「和楽亭」茶屋からも、四季折々の自然の美しさとともに楽しむことができます。
日曜日には、巫女さんの舞が観られることもあるそうです。雅楽も供されたりするのでしょうか・・・観られた方ラッキーですね!
※ 花崗岩(かこうがん)「庵治石」
地下のマグマが地殻内深部にて冷却固結し結晶化した石材を花崗岩と称し、香川県高松市東部の庵治町・牟礼町でのみ産出される高級石材が「庵治石」と呼ばれています。
「寒川神社」神嶽山神苑 方徳資料館
寒川大明神の全国唯一御神徳「八方除」についての資料が展示されています。
神社の歴史と八方除信仰の歴史を学ぶことができるそうで、ゆきんこはこちらに興味津々!
次回は、午前中早めに祈祷していただいて、ゆっくり拝観したいです。
ご利用時間:9時~16 時
「寒川神社」神嶽山神苑 体験コメント
「寒川神社」最大パワースポとの場所と称されるに相応しい、素晴らしい神苑ということがわかります。
夏の暑い盛りに木々の緑や泉、滝などの水音や匂いで涼を楽しみ、秋は秋で紅葉が見事だそうです。春は菖蒲(あやめ)が見頃だとのこと。
ゆきんこは、もう少し涼しくなって時間ができてから参拝しようと思います。
その前に、神嶽山神苑に訪れた方々の、これまた素敵なお写真と共にご紹介させていただきます。
ありがとうございます!
みなさんのお写真拝見していると、明日にでも行きたいと思ってしまう。。。
ゆきんこは、自分の特性上、わざわざ「祈祷しに行こうかな」とか思ったことはなかったのですが、寒川神社の「神嶽山神苑」に祈祷後入苑させていただいて、その精氣を堪能できるのであれば、是非祈祷したい!って思っちゃいますね。
ただ、、、御祈祷と神苑の関係性というか、メカニズムがわかってしまったので、効力的にはどうだろう。。。メタファーによる催眠効果はないだろうな(苦笑)
神嶽山神苑 八気の泉 pic.twitter.com/1z02z4kS9V
— 石丸幸一郎 (@kochan140) August 6, 2024
寒川神社に参拝、ご祈祷にやっと行けました✨
ギッリギリだったけど神嶽山神苑も行けて良かった✨癒されました\(//∇//)\ pic.twitter.com/jiiRbMOQHD— みさ (@showmicat) August 2, 2024
ご祈祷した人しか入れない神嶽山神苑
晴れてて暑いはずなんだけど緑いっぱいで気持ちが良い。祈祷してた人けっこういたはずなんだけどほぼ誰にも会わずお散歩できてお茶とお菓子も頂きました。
(写真禁止スポットもありました) pic.twitter.com/3ESWYEu4aD— 死滅回遊Miguel (@Pannacotta_2go) August 2, 2024
①-2
祈祷後に神嶽山神苑に入苑
祈祷を受けた者しか入れない場所
それは水と緑の憩いの場所
自然と触れ合うのも貴重な体験でした。
途中には茶屋「和楽亭」
当日に出された梅ジュース(これがさっぱりしていて飲みやすい)
そして、和菓子と抹茶
とても美味しかった。#トコトコ夏めぐり pic.twitter.com/gQMRSyiJSt— 🌸Snow Fairy☃️ (@R_W612_817) July 26, 2024
寒川神社の神嶽山神苑を散策。
左膝はまだ痛むけど、歩くのは支障なし。
でも左膝の不具合のせいか、腰も痛んできた😵💫体って繋がってるのよね〜。 pic.twitter.com/ocFCalVgq6— べるっち☆カラダメンテナンス中 (@m_bell_jamp) July 15, 2024
全国唯一!八方除「寒川神社」に分社はあるの?
神社の国と言っても過言ではない程、日本全国津々浦々にあまたの神社が鎮座まします中で、寒川神社は唯一の八方除守護神として、八方除けの祈祷と八方除けの神礼の授与をおこなっています。
となれば、寒川神社の「分社」、気になりませんか?
そもそも「分社」とは、本社である寒川神社の御際神の分霊(わけみたま)をいただいて別個に祀るわけですから、祈祷の御神徳から得られるご利益は同じになりますよね?
やはり、どこにあるのかな?と気になります。
そこで、探してみたところ、ございました!千葉県に、同じ名前の神社が。
こちらの「三諸(みもろ)」さまが、詳細な情報をブログにしたためていてくださっています。
ありがとうございます!
地図で確認しながら、一部拝借させていただきますね。
千葉寒川神社
❖ 鎮座地:千葉県千葉市中央区寒川町1丁目123
❖ 最寄駅:JR内房線・本千葉駅~750メートル
❖ 御祭神:寒川比古命、寒川比売命
❖ 相殿神:天照大御神
❖ 御朱印:あります
・・・・・おや?
御際神は、確かに「寒川比古命」「寒川比売命」のお二柱ではありますが、相殿神が「天照大御神」、、、あれ?
ちなみに、相殿神とは主神を含めて複数の神が祀られた社殿のことを称するそうです。
相模國の寒川神社の末社では、出雲大社系統の神々様が御祭神でしたよね?
エネルギー的にも・・・。
ということで、「三諸(みもろ)」さまのブログを読み進めさせていただくと、千葉寒川神社の宮司さんに直接お問い合わせくださった内容がありました!
どうやら、相模國の寒川神社とは、無関係とのことです。
ですが、源頼朝が崇拝した神社としては、こちらの千葉寒川神社の方が先だということです。
歴史好きのゆきんこには、なかなか魅力的なお話で、機会があれば参拝させていただこうと思います!
「寒川神社」の結界内パワースポットと分社について まとめ
寒川神社の最大にして最強のパワースポット「神嶽山神苑」を紹介させていただきました。
八方除けと名高い寒川神社内でも、結界を施し、その中に祈祷後さらに精氣が溢れる苑で心身共に休むことができるように配慮されていることに驚きが半端ないです。
どこかで、寒川神社の「やばい パワースポット」という言葉を目にしましたが、これは確かに「やばい」わ・・・(苦笑)
このメカニズム、是非ともドヤ顔で書きたいのですが、、、寒川神社さんからNGくらいそう。
ゆきんこだったら、「絶対ダメ!」って言うわ。神様がOK出しても、ゆきんこは出したくないわ。
とにかくその辺の紹介内容塩梅については、実際ご祈祷いただいて、神嶽山神苑で気持ちよ~く調整されながら、魅力的な抹茶とお菓子をお供に景観を楽しみながら、考えることにします。
記事の展開上、もう一回書く機会ありそうなので、それまでに決まっているといいなあ。。。
さて、もう一つ気になっていた寒川神社の分社については、残念ながら日本全国どこにも存在しないことが判明しました。
「唯一」という文字はすべてにおいて当てはまっていたということですね!
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